ビットコインで担保されているはずのメタプラネットの株価はなぜ急落するのか。9.17~9.18の株価を振り返りつつ、今後の展望を考察

起こったことと、明日からの展望

・株価が594から530まで下落。一時520を割り込む

・海外投資家向けの新株発行が553であり、10月までのロックアップがあるとはいえMSワラントの行使下限である637も意識され、ここ1週間はその中間の580でコンセンサスが取れていた

・bitcoin.jp所有のニュースが発表され、上値が軽くなると思いきや、翌日の開始直後にコンセンサスは崩壊。ボックス相場から下落相場に転換

・今後の予測:狼狽売り、短期損切り筋が昨日の下げで一通り掃けたと考るなら553を上限としつつ、底のコンセンサスを探る展開になりそう。個人的にはbitcoinの担保を信じる海外投資家が見切りをつけたと判断できるタイミングで次の底の探り合いが始まる気が…

時系列と背景の考察

9.16夜未明:bitcoin.jpの取得が公式発表前にインターネットのwhoisに公開される

9.17始値:610まで上昇後、大幅に下降 → 利確勢?

9.17終値:594まで回復 → bitcoin.jp取得の公式発表見込み+価格回復力への期待から買戻?

9.17引け後:bitcoin.jpの取得と今後の具体的計画が公式発表 → この時点では可もなく不可もなく?

9.18始値~開始5分:緩やかな上昇 → すぐ売るのではなく上げ幅の様子見。

9.18開始5分~開始60分:520前半まで段階的に下落

→一気に跳ねないならリスクリターンが釣り合っていないと判断した9.17先行組が早々に撤退

→ 「その撤退を見た大型ホルダーが売却⇔553海外ホルダーの利確・失望売り」が相互作用した結果、553の下限を突破。底を探りあった結果、9.18時点のコンセンサスは520に落ち着く

投資家の信頼について1:MSワラント

今回の件でワラントについて初めて知ったことはあらかじめ明記しておく。

で今回使われているのはMSワラントなのだが、行使下限が637で一応ロックアップがかかっているので今月は大丈夫そう。とはいえ、株価がここの価格を上回ったタイミングですぐに機関投資家なり証券会社がワラントを行使して利確するから実質的に637が株価の条件となるらしい。おそらくこれは機械的・プログラム的に行われる処理と考えるなら、一片の希望なく637が上限ということになる。637を超えた分は会社の資金調達に使わせてもらうということらしい。また通常のワラントと異なり株価と連動して上限が更新されるため、これ自体は悪いものではない気がする。

ただこの会社にそういうのは求めてないというかなんかモヤる。逆に推しの企業がこれをやるのであれば全然許せるのだが…

調達して業績が伸びることが分かりやすいならホルダー全体のコンセンサスが得られて株高につながるんだけど、この会社の場合、調達してビットコイン買って業績上がるのか?みたいなところがわかりずらい。理屈としてはわかるが、実感として理解できない。そういう人が大勢いるだろうなと

こういう状況にある中でMSワラントといわれても、なんというか上澄みだけ取られているというか、いいとこどりだけされている印象で、熱を冷ますだけなんだろうなという感じはした

そしてその温度感を感じられない経営陣ってどうよ、とも思うわけです。

投資家の信頼について2:新株発行

やはり新株発行についても初めて知ったことはあらかじめ明記しておく

海外投資家を対象にした新株発行で公格が553ということ。604で買った自分としては、553で買った投資家が一斉に利確に動いたらどうするんだ、と思ったが冷静に考えると一気に売れば株価を崩して利益が減るだけなのでここまでの規模なので、価格を維持しようという力学は働くというのはわかる。とはいえ常に強い売り圧力がかかる事実は変わらない。

しかしこれについてもやはり先ほどの理屈と同じかなと。つまり推しの企業ならよいが、そうでない企業がやっても冷や水にしかならない。違う点としては先ほどよりもはるかに下落リスクが高くなるため、判断がシビアになる点だろう。

経営陣がビジョンに熱狂している中それを冷めた目で見る投資家という構図の温度感を感じられない経営陣、あるいはすべて理解したうえで平然とこういうことをやってくる経営陣。どちらにせよ投資家と会社の間に信頼関係はあるのか、会社のビジョンや計画を信じるのかどうか。判断材料に含めなくなるのではなかろうか

となると残るのは事実や数字に基づく利害関係だけなのかなと。そしてその事実すら微妙ならもはや…

彼らの関心は仮想通貨界隈にだけ向いているか?(9.19 15:18編集)

ビットコイン・仮想通貨については一般常識程度しか知らないことはあらかじめ明記しておく

・ビットコインを買い続ければ会社はビットコインそのものような値動きをするようになる。そして仮想通貨の取引で得た収益には莫大な税金がかかる一方、株の取引にかかる税金は20%だけ。この2点を踏まえれば、投資家はビットコインを買うよりメタプラを買うほうが合理的と考えるだろう、というのが彼らの言い分のようである。

・主観ではあるが、仮想通貨界隈と株クラでは互いの領域のことにほとんど関心がないと思っている。この仮説に基づいてこれをだれにあてたメッセージ・ビジョンなのかということを考えた場合、仮想通貨界隈に対するメッセージであると考えられる

・これらのことから見えてくる彼らの描くシナリオはこんな感じになるのではなかろうか

  1. 仮想通貨界隈(以降は仮想通貨信者と呼称)の資金をメタプラに流入させる
    (イベントや自社メディア、テレビCMなどで界隈に周知)
  2. 流入させた資金に新株予約券やMSワラントでレバレッジをかける
  3. そのお金でビットコインを買い集めるビットコイン価格は上昇する
  4. ビットコインをインデックスするような株価に近づく。ついでに株価も上昇する
  5. ますます仮想通貨界隈から人気が上がって資金が流れ、ビットコインを買い集められるようになる
  6. 1~5を繰り返し、限界までビットコインを可能な限り買い集める

極論になるが、例えばメタプラがビットコインを99%集めた場合、ビットコインの価格はほとんどメタプラによって決定されることになり、それと株価が連動するということは…なんと株価を操作できてしまうのである(この例が真に合法的かどうかはわかりませんが、例えばアメリカ・EUの5社くらいで全体の60%なり70%を所有するような状態でそういうことをした場合、それを法律で咎めるのは非常に難しいのではないかと思います)

現時点でアジアNO1のビットコインホルダー、世界第5位のホルダーなので根拠としてはかなり高そうです。どこまで買い集めればそれを実現できるのか、ビットコイン価格を本当に操作できるのか、操作するつもりがあるのか、独占された時のコイン信頼性低下と、価値がコンセンサス依存になった時の影響など、もろもろ考えられますが、こぁこれらのことは私の妄想で、与太話として思っていただければと思います。

なぜビットコインで株価が担保されているのに暴落するのか

仮にメタプラの株取引に参加している人全員が仮想通貨信者だった場合、株価はビットコインの値動きにほぼ完全に連動するでしょう。逆に株クラが100%だった場合、ビットコイン価格は材料のひとつでしかなくなり、主に決算や直近の材料、チャートなど複合的に決まっていくでしょう。

例えば2025.9.18のように暴落するのであればまだ信者数は少ないと思えますし、2025.9.19のように力強く回復する様子を見ると、相当信者数が多いとも考えられます。

そして信者数と株クラのせめぎあいで、真の底値が決まるように思えます。9.19の株価回復、そしてbitcoin.jpの取得と活用で仮想通貨界隈の資金流入が始まることなどを踏まえると、今が底値である可能性は全然あるなと思いました。

まぁ私は今のところ買うつもりはありませんが…テーマとしては面白いので上記の仮説に基づいて引き続き株価を注視していきたいと思います

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